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2024.11.25

WING

60歳以上の加齢乗員の付加検査、開始を65歳に引き上げ

 空クルは60歳以上で一人乗務可能、アルコール検査合理化も
 
 国土交通省は11月22日、有識者で議論を進めてきた「航空医学分野の規制等に関する検討会」の取りまとめを公表した。このなかで60歳以上のいわゆる加齢乗員に対して通常の航空身体検査に加えて行っている付加検査制度について、国際標準も踏まえて開始年齢を現行の60歳から65歳へと引き上げる方針を固めた。
 さらに、アルコール検査制度の合理化を進めるほか、空飛ぶクルマを使用する航空運送事業において、付加検査合格を条件に60歳以上の操縦士が一人で運航することを認める方針を盛り込んだ。

※この記事の概要
・加齢乗員、日常健康管理で管理目標値設定
 空クルの加齢乗員、乗務上限年齢は68歳に
・アルコール検査合理化、乗務前検査は変更なし
 便間・乗務後合理化、有効機能しない場合は抜き打ち等も など