ウイングトラベル
★中国政府、日本人短期滞在者へのビザ免除決定
30日から、観光・ビジネス渡航の動きに注視
中国政府は11月30日から日本を含む9カ国に対し30日以内の短期滞在者に対して入国ビザの免除措置を実施すると発表した。中国の入国におけるビザ免除措置は新型コロナウイルスの感染を受けて停止していた。今回免除措置が再開されることで日本からの観光・ビジネス目的の訪問がどの程度増えることになるのかが注目される。
今回の措置は2025年12月31日まで実施するとしている。対象は一般旅券を所持し、商業・貿易、観光、親族訪問、交流・訪問、トランジットを目的とする滞在が対象となる。
日本とともに対象となったのは、ブルガリア、ルーマニア、クロアチア、モンテネグロ、北マケドニア、マルタ、エストニア、ラトビアの8カ国となった。
中国政府は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2020年3月にビザ免除措置を停止していた。しかし、新型コロナの感染状況が収束に向かう中で中国政府も段階的に入国関連の規制を緩和してきた。
先行してビザ緩和が行われた東南アジア諸国においては観光目的での中国への渡航が増加している動きが見られているという。今回日本が対象に加わったことで、中国への渡航に対して諸外国と同様の動きを見せることになるのか。注視しておく必要がありそうだ。
※写真=中国への短期滞在ビザ免除が決定、今後の日本人渡航動向が注目される