ウイングトラベル
★関空10月、旅客数が17%増の268万人
外国人25%増の166万人、日本人も31%増
関西エアポートがまとめた10月の関西空港の利用状況によれば、国際線・国内線合計の旅客数は前年同月比17%増加した268万22人となった。国際線旅客数が外国人、日本人共に好調に推移し、コロナ前の2019年10月実績を7%上回った。この結果、9月に続き、2カ月連続でパンデミック発生前の実績を上回った。
このうち国際線旅客数は前年同月比26%増の208万7001人に。このうち外国人旅客数は25%増加した165万8088人となって、2019年同月実績を27%上回って着地。コロナ前の実績を大きく超えた。
一方、日本人旅客数も前年同月比31%増加した42万1377人を記録。これは2019年同月比33%減となるも、前年から大きく回復が進んだかたちだ。
なお、航空機の発着回数は前年同月比16%増加した1万6958回となり、このうち国際線が25%増の1万2961回、国内線は7%減少した3997回だった。貨物取扱量は前年同月比7%増加した6万9545トンだった。その内訳は国際線が7%増の6万8597トン、国内線は8%増の948トンだった。
伊丹空港、旅客数がコロナ前超えの140万人
神戸空港も6%増の33万人と好調
また、同じく関西エアポートが運営・管理する伊丹空港の旅客数は前年同月比4%増加した139万8859人となった。約140万人を記録し、初めて新型コロナパンデミック発生前の実績を上回った。
伊丹空港の航空機発着回数は前年並みの1万1589回、貨物取扱量は4%増の8088トンだった。
神戸空港の旅客数も6%増の33万741人だった。航空機発着回数は5%減の2922回となった。
※写真=関西空港の10月の旅客数が268万人に。国際線旅客数はコロナ前を7%上回った