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2024.11.27

ウイングトラベル

★ジャルパック、与論島で地域体験プログラム実施

 「旅アカデミー」観光振興と環境保全の取組学ぶ

 

 ジャルパックは、鹿児島県与論町や地域団体との協力で、新たな地域体験型プログラム「旅アカデミー 日本離島クラス~これからの生き方を島から学ぶ~」の受付を開始した。同プログラムは、離島特有の課題に向き合いながら、その中から未来への価値を創造する取り組みを学び、参加者自身が新たな視点を得ることをめざす。
 「日本離島クラス」は、観光という枠を超えて、学びを通じた地域との深い関係性を築くことが狙い。与論島は環境保全と観光の調和をテーマにした最先端の取り組みが注目されている。同プログラムは、現地講師による座学と実地体験を通じて、島の文化や自然、課題解決への取り組みを包括的に学ぶ機会を提供する。
 与論島は近年、持続可能な観光地として国際的な評価を受けており、観光振興と環境保全の両立を目指す活動が展開されている。とくに、砂浜の清掃活動や拾いゴミのアップサイクル、珊瑚の保全、光害対策など、環境問題への先進的な取り組みを行っている。
 さらに、グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)の基準に基づく観光地づくりを推進し、日本初のGSTC認証取得をめざしている。
 プログラムは3回にわたる座学を中心に構成され、講師陣には地域で活躍する専門家が揃う。例えば、第1回では「海が繋げる島々の未来」をテーマに、島々の経済圏を提唱する山下賢太氏が講義を行う。また、第3回では与論島の観光振興を牽引する池田龍介氏が「人が来るほど豊かになる与論島」というテーマで講演を担当する。
 これらの座学に加え、希望者には与論島での3日間にわたる現地体験プログラムも用意されている。参加者は島の自然や文化に触れながら、自身の価値観や未来の生き方を見つめ直す時間を得ることができる。

 

※詳細URL
https://www.jal.co.jp/tour/jal-academy/

 

※写真=与論島で持続可能な観光の取組を学ぶ