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2024.11.27

WING

タレス、アデレード大と長距離対UASレーザ技術研究

 超短パルスレーザ適用模索、霧や雲貫通して迎撃など利点

 タレス・オーストラリアとアデレード大学が、長距離の対無人航空機(UAS)レーザ技術の研究で提携した。
 ロシアによるウクライナ侵攻では、大量のドローンが攻撃に投入されるなど、対ドローン兵器の開発は、安全保障上、重要課題となっている。
 そうしたなかタレス・オーストラリアとアデレード大学は、長距離で高速移動するUASの群れなどを迎撃する、独自の指向性エネルギー兵器(LDEW)の開発を進めることに合意した。このパートナーシップを通じて、従来は長距離連続波システムが使用されてきたところ、超短パルスレーザ(USPL)を適用することを模索する。