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2024.11.27

WING

ルーマニア空軍がF-35を32機導入へ

 グローバル・アライアンス20カ国目のメンバーに

 ルーマニア政府は去る11月21日、ロッキード・マーティンが開発・製造している「F-35ライトニングII」を、計32機調達する意向を確定した。米国政府による対外有償軍事援助(FMS)を通じ、受諾書(LOA)に署名した。
 ルーマニア空軍は現有のF-16フリートと統合し、ルーマニアの防衛力をより強固なものとする方針だ。
 日本を含めF-35を導入しているF-35グロバール・アライアンスメンバーとしては、ルーマニアが20カ国目となる。
 米国F-35共同計画局(JPO)のディレクター兼プログラム執行役員であるマイク・シュミット空軍中将は「F-35ライトニングIIがルーマニア空軍に統合されることで、戦略的、作戦的、戦術的に比類のない優位性がもたらされ、NATOの抑止力が大幅に強化される」と話すなど、ルーマニア政府によるF-35導入決定を歓迎した。

※写真=ルーマニアがF-35の導入を決定(提供:ロッキード・マーティン)