JAXA、爆発受け原因究明調査チーム立ち上げ

　宇宙航空研究開発機構（JAXA）は11月27日、 11月26日に種子島宇宙センター内の竹崎地上燃焼試験場で実施した「イプシロンSロケット第2段モータ」再地上燃焼試験において、試験中に爆発してしまったことを受け、原因究明調査チームを立ち上げたことを発表した。

　JAXAは今回の地上燃焼試験における燃焼異常は、昨年7月14日に能代試験場で実施した燃焼試験に続く2度目の事象発生であることを踏まえ、今後 JAXA としてより確実な対応を行うため、岡田宇宙輸送技術部門長を長とし、経営担当理事等から構成した「イプシロンS ロケット第 2段モータ再地上燃焼試験における燃焼異常に係る原因調査チーム」を設置した。同チームを中心に原因調査及び対策検討を進めていく。調査状況等につきましては、随時公表する方針だ。