KNT-CT、18年11月旅行取扱額は2.7％増

海外旅行2.6％増、国内旅行1.0％増と好調

　KNT-CTホールディングスグループ14社の2018年11月の旅行総取扱額は2.7％増の483億7500万円となった。海外旅行が2.6％増の140億5500万円となった。また、国内旅行も1.0％増の308億4600万円となり、海外・国内とも堅調な伸びを見せた。また、外国人旅行も24.9％増の23億3300万円となり、好調に推移した。
　海外旅行では団体旅行については学生団体は修学旅行などの取扱人数の増加により10.6％増と2ケタのプラスとなったが、一般団体は周年旅行の取扱い減少により10.6％減となったことが響き、全体では1.2％減となった。
　海外企画旅行については1.8％増となった。商品別ではホリデイは方面別取扱人数の状況で一部商品のクラブツーリズム商品への一体化の影響があるヨーロッパやオセアニア方面は減少したが、その他方面はおおむね堅調に推移。取扱額も6.8％増となった。クラブツーリズムは北米やハワイ、オセアニア方面の低迷が続き、また好調であったアジアがやや鈍化傾向となったが、南欧（イタリア）、英国、東地中海（エジプト）を中心としたヨーロッパ方面が好調に推移し、取扱額は0.4％増となった。