WING
リージョナルプラスウイング、純利益26億6500万円に縮小
営業収入拡大もコスト増、大幅減益に
AIRDOとソラシドエアによる共同持株会社であるリージョナルプラスウィングスが11月29日に発表した2025年3月期中間決算によれば、営業収入は前年同期比17億6700万円増加した532億5600万円となった。
ただ、折からの円安・物価上昇などの逆風に直面したことから、営業費用は37億4400万円増の505億3700万円に膨らんだ。その結果、営業利益は19億7700万円減の27億1800万円、経常利益も19億5400万円減少した26億3000万円、当期純利益は21億7500万円減の26億6500万円となるなど、大幅な減益となった。
リージョナルプラスウィングスによれば、旅客需要に堅調な伸びがみられているものの、一方で価格競争が激化しているとのこと。さらに、物価高騰、為替が円安に振れてドル建てコストが膨らんでいるほか、原油価格の高騰など、さまざまな逆風に直面しているという。
下期も同様の傾向が続く見通しにあることから、2025年3月期の業績予想を下方修正した。営業収入は前回予想から16億円減の1056億円に引き下げたほか、営業利益は21億円減の16億円に、経常利益も19億円減の13億円へと、それぞれ下方修正した。