★台湾の訪日旅行者、今年は過去最多更新が確実

　訪日ツアー進化、リピーター地方訪問と多様化

　日本台湾交流協会は、台湾における旅行需要と訪日ツアーの動向をまとめた。それによると、新型コロナウイルスの収束以降、台湾の海外旅行市場は著しい回復を見せ、とりわけ日本がその恩恵を最も受けている。今年1～8月の台湾からの海外渡航者数は約1140万人に達し、コロナ前の2019年同期比で97.5％と急回復を示した。その中でも、日本は渡航先として最も人気で、同期間の訪日旅行者数は約410万人、19年同期比で120.1％の増加を示した。日本政府観光局（JNTO）のデータによると、この勢いが続けば2024年には台湾からの訪日者数が年間最多記録を更新する見通しだ。

　訪日旅行が個人化、地方で独自体験求める
　23年訪日1人平均5.8泊、消費額11.8万円

※写真＝個人化が進む訪日台湾旅行市場