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防衛産業参入促進展で40社が自社技術展示
装備庁、年度内再度開催予定、さらなる発掘へ
防衛装備庁は12月2日、都内ホテルで防衛産業参入促進展を開催した。2016(平成28)年度から中小企業等参入促進展示会の名称でスタートした同展示会は、今回で23回目。防衛産業への参入をねらう40社がブースを出展し、自社の高い技術を披露した。
同展示会は、防衛省・自衛隊や防衛関連企業とのマッチングの機会創出を目的とし、防衛産業とは関連のなかった企業でも、保有する技術が今後の防衛装備品にとって重要なものとなることを示す。装備庁によれば、実際に展示会を通じて複数社と契約に至っており、優れた技術を持つ企業や、ベンチャーおよびスタートアップ企業などの発掘に貢献しているという。さらに防衛省や防衛関連企業との契約に留まらず、出展企業同士の協業にも至るケースがあるため、企業間のつながりを生む展示会として発展を続けている。