記事検索はこちらで→
2024.12.05

WING

JALグループ社員が成田市場で輸出植物検疫検査

 柔軟な検査で待機時間など解消、よりスピーディに

 JALグループの国際貨物運送を担うJALカーゴサービスは12月2日から、成田空港に隣接する成田市運営の公設地方卸売市場(以下「成田市場」)の高機能物流棟で、農水大臣の登録を受けた登録検査機関として輸出植物検疫の検査(ベールマン法で実施)を開始した。
 これは物流企業では初めてのこと。自社で顧客が指定した時間に合わせて一部の検査を実施できるようになったことで、農林水産省検疫官が1日2回程度行う輸出植物検疫検査と併せて、柔軟な検査対応による待機時間の解消につながる。成田市場の機能性および利便性がより向上することになり、スピーディな航空貨物輸送を実現させることになる。