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サーブ、欧州駐留米軍向けに「Giraffe 4A」レーダー
サーブは12月9日(現地時間)、欧州に駐留する米空軍を支援するべく、複数の「Giraffe 4A」レーダーシステムを、BAEシステムズから受注したことを発表した。契約額は約4800万ドル。2027 年に納入を開始する。欧州に駐留する米空軍において「Giraffe 4A」は、長距離監視と基地防空の一端を担うことになる。
「Giraffe 4A」はアクティブ電子スキャンアレイ (AESA) 技術を採用したデジタルマルチチャンネルシステム。BAE Systems Technical Solutions & Servicesが、欧州の米国空軍を支援する主契約者となっている。
サーブの米国社長兼最高経営責任者(CEO)のエリック・スミス氏は「Giraffe 4Aは、包括的な防空を支援するさまざまな監視機能をユーザーに提供する多機能レーダー」とコメントしつつ、「同システムは米空軍の遠征戦闘飛行場監視活動を近代化し、探査機能を強化するなど、米国外における重要なニーズに対応する」と述べた。
※写真=欧州駐留米空軍を支援するGiraffe 4Aレーダーシステムを受注(提供:サーブ)