護衛艦「はぐろ」グアムで弾道ミサイル対処訓練

　米駆逐艦「ミリウス」と補足・追尾実施

　統合幕僚監部は12月11日、グアム島アンダーセン空軍基地とその周辺海空域で日米共同の弾道ミサイル対処訓練を行ったと発表した。日米の護衛艦などが参加して一連の弾道ミサイル対処を行うとともに、米国と統合防空ミサイル防衛に当たって意見交換した。この共同訓練で、日米連携の強化と統合防空ミサイル防衛能力の維持・向上を図ったとしている。
　この日米共同訓練は10日、自衛隊から統合幕僚監部と海上自衛隊の護衛艦「はぐろ」が参加し、米国からインド太平洋軍太平洋艦隊の駆逐艦「ミリウス」のほか、米太平洋空軍のC-17輸送機が参加して行った。内容は準中距離弾道ミサイル（MRBM）の捕捉・追尾訓練だったとしている。

※写真＝日米共同訓練に参加した護衛艦「はぐろ」（提供：海上自衛隊）