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博報堂、スペースエントリーに出資
博報堂は宇宙ロボットの開発を進めているスペースエントリーに出資したことを発表した。
スペースエントリーは自社で宇宙ロボットを開発しているほか、一般企業の製品やサービスを宇宙環境で適合させる技術支援をしている。今年10月にはJAXAから「きぼう」自動実験システム(GEMPAK)業務の一部を受託した。
今回の出資によって博報堂のクリエイティビティにスペースエントリーの技術力を組み合わせることで、宇宙ビジネスに関心のある顧客に対して、より専門性の高い提案を実施することを目指す。
博報堂は去る2012年に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)協力の下、宇宙から日本を元気にする「ひらけ宇宙プロジェクト」をスタート。JAXA宇宙飛行士候補者の募集キャンペーン支援のほか、国内外の宇宙関連団体と企業をつなぎ、国際宇宙ステーションやロケット等を活用したコミュニケーション企画・商品開発を実施してきていた。現在でもJAXAや国内外の宇宙開発関連企業、大学などと協力を進めているという。