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アストロスケール、ADRAS-Jでデブリから約15mまで接近
アストロスケールは12月11日、今年2月に開始した商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J」ミッションにおいて、観測対象のデブリから約15メートルの距離まで接近することに成功したことを発表した。民間企業がランデブ・近傍運用(RPO)を通じて実際のデブリに接近した世界で最も近い距離となった。
「ADRAS-J」は実際のデブリへの安全な接近を行い、近距離でデブリの状況を調査する世界初の実証に取り組んでおり、同ミッションでは日本がかつて打ち上げたロケット上段部分(全長約11m、直径約4m、重量約3トン)に接近・近傍運用を実証し、長期間軌道上に存在するデブリの運動や損傷・劣化状況の撮像している。
※画像=デブリから約15メートルまで接近(提供:アストロスケール)
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