志摩市消防本部、最新救助支援システム「3rd-EYE」導入

　スマートグラス・AI・ドローンが融合

　三重県志摩市消防本部は、情報収集を行う消防隊員の安全確保のほか、災害現場の状況把握を迅速かつ効率的に行うことを目指し、「スマートグラス」・「AI」・「ドローン」を融合した救助支援システム「3rd-EYE」（サードアイ）を導入した。
　「3rd-EYE」は、ドローン、AI、スマートグラスを組み合わせた新世代の情報共有システム。ドローンのライブ映像をAIが自動解析し、捜索対象（人）の位置を特定、現場指揮所に設置されたタブレットや隊員が装備するスマートグラスにその位置情報・映像情報を表示することができる。さらに、現場で活動する隊員の視野も映像として現場指揮所や隊員同士で共有することが可能だ。

※写真＝「スマートグラス」・「AI」・「ドローン」を融合した救助支援システム「3rd-EYE」（提供：志摩市）