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2024.12.12

WING

フィンエアー、パイロット組合が和解案拒否

 パイロット組合の待機禁止で欠航便発生見込む

 

 フィンエアーは12月11日(現地時間)、同社のパイロット組合(SLL)との労使交渉が、物別れに終わったことを発表した。組合側が国の調停官が去る12月9日に提示した和解案を拒否したかたちだ。
 交渉が決裂したことを受けてパイロット組合は12月12日から待機禁止措置に打って出る。すでに実施されている残業禁止と相まって、フィンエアーのオペレーションに影響が生じる事は必至となった。
 待機禁止期間中、パイロットはオンコールシフトから出勤しないため、例えばパイロットが病気になった場合、オンコールパイロットが利用することができず、会社側は便を欠航しなければならない。

 

※写真=フィンエアーはパイロット組合との交渉が決裂。クリスマスシーズンの運航に影響が出そうだ

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