WING
空自、露Su-24 2機に対しスクランブル実施
統合幕僚監部は1月16日に、ロシアのSu-24戦術偵察機2機に対して自衛隊の戦闘機を緊急発進する等野対応を行ったと発表した。
統幕によれば、16日午前から午後にかけて対象機1機が北海道・礼文島沖から奥尻島沖まで飛行、さらに同時間帯にもう1機が新潟県・佐渡沖から秋田県沖まで飛行したとのこと。自衛隊はこれらロシア機に対し、北部航空方面隊及び中部航空方面隊の戦闘機を緊急発進させ対応した。なお対象のロシア機らによる領空侵犯及び危険な行為はなかった。
また前回公表のロシア機の行動としては、2018(平成30)年12月19日のSu-24 1機による北海道沖から能登半島沖までの長距離飛行があるほか、Su-24 2機による飛行としては、2018(平成30)年4月7日の北海道沖から能登半島沖までの長距離飛行があるとのことだ。
※写真=北海道・礼文島沖から奥尻島沖まで飛行したSu-24戦術偵察機(上)と新潟県・佐渡沖から秋田県沖まで飛行した機体(下)(提供:統合幕僚監部)
※写真=ロシア機の行動概要、領空侵犯及び危険な行為はなかった(提供:統合幕僚監部)