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吉田統幕長、比ブラウナー参謀総長と情報共有
中国の活動に対し周辺国含め連携のさらなる強化へ
吉田圭秀統合幕僚長は12月12日の会見で、フィリピンのブラウナー参謀総長との会談によって、地域ごとの中国の行動を相互に共有できたと説明した。去る9日にテレビ会談を行い、両国の地域情勢などを確認した。
吉田統幕長は会談で、中国軍による「南シナ海での危険な行動や、日本周辺でのロシアと共同の軍事活動などを確認した」と述べた。今後、さらに同盟国・同志国との連携強化が重要であることを確認したとして、引き続き関係する国を含めて連携強化を進める。緊密な連携に取り組むことで、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現に寄与したい考えだ。
※写真=9日に行ったブラウナー参謀総長とのテレビ会談の様子(提供:統合幕僚監部)
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