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JAIEC・BAE・レオナルドが合弁会社の設立合意
次期戦闘機の開発・製造、3社均等に出資へ
日本航空宇宙工業会(SJAC)と三菱重工業(MHI)が設立した日本航空機産業振興(JAIEC)は12月13日、英国のBAEシステムズおよび伊国のレオナルドとともに、次期戦闘機プログラム(GCAP)の共同事業体となる合弁会社の設立に合意したことを発表した。3社では新合弁会社の株式を33.3%ずつ保有することになり、新会社では次期戦闘機の設計・開発・納入業務を行い、3ヵ国が運用を続ける2070年以降まで設計権を維持するとしている。
3社によると、新合弁会社はパートナーの3ヵ国に共同チームを配置して運営を行うという。年内設立を目指すGCAP政府間機関 (GIGO) との連携や協力を最大化するため、GIGO本部と同じ英国へ本社を置く。GIGOトップの主席行政官には元防衛審議官の岡真臣氏が就くことになっているが、合弁会社の初代社長はイタリアから出る予定となっている。
※写真=日・英・伊の防衛産業を代表する3社が合弁会社設立に合意した(提供:防衛省)
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