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2024.12.18

WING

FAA、米国外認定修理工場に薬物・アルコール検査義務付け

 検査データを電子的に米運輸省に送信義務も

 米連邦航空局(FAA)は12月16日(現地時間)、米国外の認定修理工場に対して、薬物およびアルコール検査プログラムの実施を義務付ける最終規則を発布した。この検査は特定の航空会社の航空機で安全上重要な整備業務を行うスタッフに適用されるとした。
 この規則では修理工場に対し、従業員が薬物およびアルコール乱用防止トレーニングを受講し、検査データを米運輸省(DOT)に電子的に送信することを義務付ける。
 FAAは去る2023年12月にこの規則を起案していた。この規則は、65カ国の約977の修理工場に影響を及ぼす可能性があるとしている。