記事検索はこちらで→
2024.12.25

WING

アンリツ、eロボティクスの電波環境システムに採用

 アンリツは12月20日、eロボティクス社が開発した上空の電波環境を測定するシステムに、アンリツのスペクトラムモニタモジュールMS27100Aが採用されたことを発表した。MS27100Aは、上空を飛び交う電波の周波数とレベルの測定が可能な測定器だ。
 様々なシーンで社会実装が進むドローンだが、その操縦や画像・映像などのデータ伝送には電波が不可欠。万一、電波干渉や通信途絶が発生してしまうと、安全飛行に支障を来たす。電波は地形やビルなどにより電波は影響を受けるため、ドローンが航行するルートの電波状況を把握する電波環境の評価が求められている。
 アンリツによれば、eロボティクス社は、福島県南相馬市にあるロボット実証拠点「福島ロボットテストフィールドで、ドローンにMS27100Aを搭載したシステムを用いて、上空の電波状況を実測した。その際アンリツは電波状況の実測に参加し、測定をサポートしたという。