ロジクトロン、人口密集地でドローンによる架線工事

　大型ドローンを活用して物資輸送、架線・延線業務事業を展開するロジクトロンは12月20日、埼玉県さいたま市南区の人口集中地区（DID）上空において、ドローンを使用したパイロットロープの架線業務を実施したことを発表した。
　同社によれば、同業務を実施したのは、去る10月11日のこと。鉄塔建て替え工事に伴い、新設した鉄塔と既存の鉄塔の間に高圧電線を架線するためのパイロットロープを設置した。旧鉄塔が建設された昭和58年（1983年）以降、宅地化が進み、高所作業車を用いた地上からの架線工事が困難であることを踏まえ、ドローンを使用した架線が選択されたという。

※写真＝人口密集地でドローンによる架線作業（提供：ロジクトロン）