ウイングトラベル
★ユーラシア旅行社、チーフオフィサー制度を導入
井上氏が代表取締役CEO会長、山田氏がCOO社長
ユーラシア旅行社は12月24日に開催した取締役会で、チーフオフィサー制度の導入を決定し、同日付で役職を変更した。それによると、井上利男代表取締役社長は代表取締役CEO(会長)、山田則子専務取締役は取締役COO(社長)、杉浦康晴取締役は取締役CFOに就任した。
異動理由は、「創業の精神はそのままに、アフターコロナにおける旅行およびそれを取り巻く環境の変化に対応すべく、チーフオフィサー制度を導入することした。現場を取り仕切る専務取締役を取締役COO(社長)に選任し権限を拡大することで、経営の迅速化と環境変化への対応力の向上を図る。代表取締役社長は代表取締役CEO(会長)として、従来通り会社を代表しつつ、大所高所からCOOの会社運営を支える」としている。
チーフオフィサー制度の導入の理由は、環境変化に適切に対応し、企業価値の向上を図るためで、代表取締役社長の果たしていた経営戦略策定と戦略執行の2つの役割をCEOとCOOとで分担することにより、意思決定の迅速化、業務遂行の着実化を図る。環境変化に適切に適応するため、業務執行責任者の若返りを図る。COOの職務を通じ、将来のCEO候補を養成することを挙げている。