ウイングトラベル
★観光庁2025年度予算案、5.3%増の537.9億円
観光立国推進基本計画の仕上げへ必要な予算計上
政府は12月27日、令和7年度(2025年度)予算案を閣議決定した。政府全体での一般会計総額は115兆5415億円となった。このうち観光庁関連の予算総額は前年度予算比5.3%増となる537億9800万円を計上した。東日本大震災関連の復興枠を除いた予算額は5.3%増の530億3300万円となった。25年度予算では「持続可能な観光地域づくり」「地方を中心としたインバウンド誘客の戦略的取組」「国内交流拡大」の3つを大きな柱に据えて予算を計上した。
25年度は「第4次観光立国推進基本計画」の最終年度となる。同計画の目標として据えるコロナ禍からの完全復活を実現するため、課題となっている訪日インバウンドの地方誘客促進などに向け、約13%増の490億円を見込む国際観光旅客税の税収を活用しながら、目標実現を目指す。
国際観光旅客税、13%増の490億円の税収見込む
国際旅客数4900万人、訪日外客増を考慮