ウイングトラベル
18年の訪日外客消費額、過去最高の4.5兆円に
7年連続で上昇、1人当たりの消費額は15.3万円
観光庁は2018年の訪日外国人旅行消費額が過去最高の4兆5064億円となったと発表した。訪日外国人旅行消費額は2012年以降7年連続で前年の実績を上回る結果となった。国別では中国が1兆5370億円となり、全体の34.1%を占めた。また、一人あたりの旅行支出については、15万3000円となった。
訪日外国人旅行消費額は2017年までは消費額の調査を空港を中心に行っていたが、18年調査からはクルーズ客に対する調査を追加するなど、調査方法の変更を行っている。仮に17年と同様の推計方法で算出した場合では4兆8000億円となり、前年比8.7%増となる。
国別の消費額動向を見ると、中国以下は韓国が5842億円、台湾が5839億円、香港が3355億円、米国が2890億円と続いた。また、クルーズ客による旅行消費額は1034億円億円となっている。