記事検索はこちらで→
2025.01.07

WING

平岡局長ら航空局幹部連名の年頭所感

 安全・安心の取組み強化、国内線維持など岐路に

 

 国土交通省航空局は幹部の連名で年頭の辞を発表し、平岡成哲航空局長は空の安全への信頼回復に力を入れて取り組む考えを示した。旧年は1月2日の羽田航空機衝突事故から始まったとし、現在も運輸安全委員会が調査を継続しているものの、「羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会」が6月に公表した中間とりまとめに基づいて、管制交信に関係するヒューマンエラー防止や、滑走路誤進入の注意喚起システム強化など「5本柱からなる安全・安心対策を着実に実施していく」考えを示した。
 さらに能登半島地震をはじめとした自然災害や、10月に宮崎空港で発生した不発弾爆発など、航空の安全に関わる事象について「思いもよらないときに発生する」として、改めて職員の任務がすべて空の安全につながっていることを思い起こして業務に邁進するよう求めた。

 

※写真=昨年の羽田衝突事故踏まえ、安全・安心の向上に努める

お試し価格で全文公開中