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2025.01.07

WING

中部空港会社、「地域ブランド共創室」新設

 地域のコンテンツ魅力に磨き、情報発信等も

 

 中部国際空港会社は1月1日付で「地域ブランド共創室」を開設したことを発表した。
中部地域のインバウンド需要拡大において、同室を中心に中部空港会社が主体的に関わっていく方針で、地域と一体となって誘客につなげていく考え。これにより、地域間競争が激しくなっているインバウンド誘客で勝ち抜く構えだ。
中部空港会社としては、地域と共に中部地域のコンテンツに魅力に磨きをかけていく方針で、室長以下、4名体制で「地域ブランド共創室」を設置した。
 具体的な役割としては、訪日インバウンド誘客に向けて、地域ブランディング推進に向けた地域特有の観光資源・魅力の調査や研究、コンテンツの開拓に取り組むほか、地域ブランディング推進に向けた行政や地域関係者との連携・持続可能な仕組みづくり、そして地域ブランディングの浸透に向けた情報発信を担う。
 なお、昨年5月に愛知県を中心に設立された「愛知『発酵食文化』振興協議会」に参画している中部空港会社だが、同協議会の構成員として、中部地域特有の食文化を発信する活動についても、「地域ブランド共創室」が取り組みを進める。