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2025.01.07

WING

最大9連休年末年始、国際・国内線ともに旅客好調

 円安懸念も国際線旅客大幅増、ハワイ・欧州など好調

 新型コロナパンデミックから着実な回復が続く空の便。そうしたなか迎えた今年度の年末年始商戦(12月27日~1月5日)は、最大9連休という日並びの良さに恵まれた。国際線需要は円安の影響がやや懸念されたものの、予約の時点から好スタートに。結果、大手航空2社(ANA・JAL)の実績を紐解くと、国際線旅客数は2社合計で47万5896人と好調。一方、国内線旅客数は261万9255人となり、国際線・国内線とも大きく旅客数を伸ばすことに成功したかたちだ。
 ちなみに、ANAは国際線旅客数が前年度比17.3%増、国内線も19.5%増に。一方のJALも国際線が24.4%増、国内線は11.5%増となるなど、2社ともに大きく前年実績を上回った。
 人気のリゾート地であるハワイ線では、ANAが過去最多の旅客数を更新。欧州線ではANAが53.2%増、JALも欧州・中東という括りだが42.5%増となるなど、それぞれ好調だった。

 

※写真=最大9連休という日並びの良さに国際線・国内線ともに好調。LCCは国際線に軸足を戻したため国内線旅客数が減少したが、国際線は大きく伸ばした

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