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2019.01.21

ウイングトラベル

主要旅行業者、18年11月総取扱額は4766億円

2.8%増、海外旅行5.1%増、国内は0.4%増に

 観光庁が発表した2018年11月の主要旅行業者49社の旅行総取扱額は前年同月比2.8%増の4766億6400万円となった。海外旅行が5.1%増の1797億6600万円となったほか、国内旅行も0.6%増の2747億5800万円と微増ながらプラスとなったことが今回の実績につながった。また、外国人旅行は14.0%増の221億4000万円となった。
 海外旅行は10月に引き続き韓国への取扱いが好調に推移したことが前年同期比プラスの主要因となっているとしている。また、国内旅行については自然災害の影響でここ数カ月取扱い額が落ち込んでいたが、北海道の「ふっこう割」や西日本での「ふっこう周遊割」の効果などにより回復基調となった。外国人旅行については、欧米豪市場を中心に堅調に推移したほか、団体客の取扱いも多かったことで2ケタの伸びとなった。
 旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱状況は総取扱額が2.7%減の1207億2100万円となった。海外旅行は2.6%減の309億400万円となった。国内旅行も2.8%減の891億7500万円となった。外国人旅行は15.2%増の6億4000万円だった。取扱人数は5.3%減の329万6041人となった。このうち海外旅行は9.0%減の15万668人、国内旅行は5.1%減の310万6499人、外国人旅行は3.6%減の3万8874人だった。

主要旅行業者の旅行取扱状況(観光庁ホームページ)