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JAL鳥取社長、安全重視し社会インフラとして貢献
中期計画最終年度は社会持続性・健全性に軸足
日本航空(JAL)の鳥取三津子社長は、年頭の辞の中で昨年発生した空の安全を脅かす事案に触れ、特にJALが関連したものの社会的影響が大きかったと説明。乗務員の飲酒事案など不適切な事案が相次いだことを重く受け止めながら、安全運航に努める姿勢を強調した。さらに経営課題が複雑さを増す中、社会の持続性や人々のウエルビーイングを重視する経営を重視していくとし、中期経営計画の最終年度として目標を達成し、企業価値を高めていくことに力を入れる考えを示した。