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米運輸省、慢性遅延でジェトブルーに200万ドルの罰金
慢性遅延で罰金は初のケース、警告も是正怠る
米運輸省(USDOT)は去る1月3日(現地時間)、慢性的なフライト遅延を発生させたとしてジェットブルーに対し、200万ドルの罰金を科したことを発表した。米運輸省が航空会社の慢性的な遅延に対して罰金を科すという強制措置を講じたことは、これが初めて。この罰金の半分は現金で米財務省に直接支払うことになり、残りの半分については損害を被ったジェットブルーの客に対する補償に加え、今後1年以内にジェットブルーが同種の問題を引き起こした場合の補償に充てるとした。将来の補償額については、損害を被った旅客1人あたり最低75ドルとする方針だ。
米運輸省は他の航空会社に対しても、非現実的なフライトスケジュールに関する調査を進める方針だ。