記事検索はこちらで→
2025.01.22

WING

JAL、成田発着強化して北米・アジア需要獲得

 25年度計画でシカゴ線開設、ホノルル線も増強

 日本航空(JAL)は1月21日、2025年度の路線便数計画を発表した。国際線では成田路線を強化することになり、5月31日にはシカゴ線を開設し、サンディエゴ線、ベンガルール線を増便する。首都圏以外では、関空発着のロサンゼルス線およびホノルル線を増便するほか、中部-ホノルル線を増便して、需要が高まっているハワイ線を強化する。
 今年5月31日に開設する成田-シカゴ線は、JL056便が18時15分に成田を出発し、16時にシカゴへ到着する。JL055便の就航は6月1日で12時30分にシカゴを出発し、翌日15時15分に成田へ到着する(9月1日~10月25日はシカゴ15時45分着、12時10分発)。共同事業パートナーのアメリカン航空とのコードシェア便となる。JALでは開設するシカゴ線によって、増大する北米との需要を獲得するだけでなく、東南アジア・インド方面と北米との乗継ぎ需要に応じるためだとしており、今後は特に航空需要が伸びるとされるアジア方面の需要獲得に力を入れる構えだ。