アントシアニンで宇宙環境の米長期保存

　月・火星など有人宇宙の食料自給自足に寄与

　岡山大学、福岡工業大学、そして東京薬科大学の研究グループは、紫米に含まれるアントシアニンが太陽光や宇宙放射線から種子中の遺伝子を保護し、宇宙環境で米を長期保存できることを明らかにした。
　この研究は岡山大学資源植物科学研究所の杉本学准教授と岡山大学の前川雅彦名誉教授、福岡工業大学の三田肇教授、東京薬科大学の横堀伸一准教授らの手によるもの。