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2018.04.11

WING

IBEX、ティアックとIFEサービスプロジェクト開始

国産初のポータブル式サーバー、今下期機内搭載

 アイベックスエアラインズは、ティアック(東京都多摩市)と共同で、国産初のポータブル式サーバーによる機内ワイヤレスエンターテイメントサービスの共同プロジェクトの実施する。これはアイベックスエアラインズが今年1月、宮城県との間で包括連携協定を締結し、「地方創生プロジェクト」を立ち上げており、アイベックスエアラインズの機内を活用することを表明していた。そのなかでティアックと国産の機内エンターテイメントシステムを搭載することを明らかにしており、今回はそれを正式表明したかたちだ。
 アイベックスエアラインズによると、ティアックと共同開発するサービスは、ティアックが開発するポータブルストリーミングサーバー「PS-V50」を機内に搭載。ストリーミング方式で旅客は自身のスマートフォン・タブレット端末などを通じて映像コンテンツを閲覧することができるサービスだ。
 アイベックスエアラインズによれば、ティアックの「PS-V50」のローンチカスタマーとして、航空機内での実証試験の協力など実用化に向けた支援を行うという。映像コンテンツについては、無料エンターテイメントサービスに加え、地域の魅力を発信する無料情報媒体と位置付け、地方創生・地方活性の具現化を図る方針だ。

 

※写真=IBXは国産初のポータブル式サーバーによる機内ワイヤレスエンターテイメントサービスを開始する