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2025.01.28

WING

天地人、自社衛星を2027年度に打ち上げ

 地表面温度データ重要性拡大で観測強化

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)発スタートアップの天地人は1月27日、自社衛星開発によって地表面温度観測を強化する「Thermo Earth of Love プロジェクト」(地表面温度観測衛星計画)を発表した。同社の衛星は2027年に打ち上げる予定だ。
 現在、気象衛星「ひまわり」や「GCOM-C」、その他の海外衛星などから取得したデータを統合し、2km~250m級メッシュで地表面温度情報を提供しているが、自社衛星を投入することで、高解像度から数十メートルメッシュでデータを提供することができるようにすることを目指す。