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JAL、九州大学、唐津市とJブルークレジット認証取得
わかめ養殖体験で、0.4トンのCO2を認証
日本航空(JAL)は、九州大学(福岡県福岡市、石橋達朗総長)、唐津市(峰達郎市長)と共に取り組む「未来を担う人材を育てる佐賀県唐津湾ワカメ養殖体験プロジェクト」で、今月10日に「Jブルークレジット」認証を取得したと発表した。この取組みは2022年度から唐津市のブルーカーボンを活用したもので、佐賀玄海漁業協同組合員の有志による「からふさ研究会」と唐津市立佐志小学校と共同で取り組んできた。
認証されたクレジット量は0.4tで、Jブルークレジット購入は、公募方式によって総量配分方式(口数型)で行う。購入申込みは1口(0.1)あたり税込み5万5000円で、購入申込意向表明期間が2月19日まで。購入申込期間は2月26日までとなっている。
ブルーカーボンとは藻場・浅場等の海洋生態系に取り込まれた炭素のことで、同プロジェクトでは小学校の子どもたちを対象に、ワカメ養殖体験プログラムや、地元漁業者が行うワカメ養殖業が増やしたワカメをブルーカーボンとして気候変動緩和策に繋げる。今回クレジットを取得したことによって、藻場を活用した気候変動緩和策の拡大に加え、子どもたちへ学びの機会を継続的提供することや、地域の養殖産業の維持・活性化などに努めていくとしている。
※公募URL
https://www.blueeconomy.jp/archives/2024-2-public-offer-temporary/#24-134