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2025.01.30

WING

テリハボクとポンガミアからニートSAF生成

 NEDO・J-オイルミルズ、SAF原料供給量拡大へ

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とJ-オイルミルズは、沖縄県内で街路樹、もしくは自生している非可食植物のテリハボクとポンガミアの種子から搾油・精製した油脂を用いて、100%バイオマス由来のSAFの生成に成功した。
 J-オイルミルズは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)事業である「食料と競合しない植物油脂利用によるSAFサプライチェーンモデル構築および拡大に向けた実証研究」を通じて、2023年8月~今年3月までを対象に、同研究を進めてきており、今回ニートSAFの生成に成功した。今回生成したニートSAFは国際品質規格である「ASTM D7566 Annex A2」に適合しているという。