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2024年の旅客需要、コロナ前を3.8%上回る
今年のRPK伸び率は8%に鈍化も過去平均水準
国際航空運送協会(IATA)がまとめた2024年通期の航空旅客市場動向によれば、旅客需要を表すRPKは、対前年比10.4%上昇した。RPKはパンデミック発生前の2019年の実績を3.8%上回ったとのことで、過去最高を更新した。また、座席供給量を表すASKは前年比8.7%上昇。平均搭乗率は1.3ポイント改善して83.5%に達した。
IATAのウィリー・ウォルシュ事務局長は「2024年は人々が航空旅行を求めていることを一層明確化した」とコメント。「需要(RPK)が10.4%増加し、国内線・国際線の双方で過去最高に達した」と話すなど、旺盛な旅客需要に自信をみせた。