政府宇宙予算、補正と来年度当初とも増加

総計3597億円に増加も防衛省は減少

　内閣府宇宙開発戦略推進事務局はこのほど、２０１8年度補正予算案および2019年度予算案における各府省の宇宙関係予算を取りまとめた。それによると、補正予算案が総額625億円（対2017年度補正予算109億円増）、２０１９度予算額が2972億円（対2018年度当初予算比65億円）となり、前年度より微増となった。補正と当初予算を合計した総額では3597億円となった。府省別では防衛省が当初予算案で63億円減と15.4％減となったほか、外務省と経済産業賞も微減、そのほかの府省も微増で大きく変わるところはないかたちとなった。