ウイングトラベル
★大分県、2028年に「エアタクシー」運航実現目指す
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SkyDrive、JR九州と包括連携協定
大分県は、「空飛ぶクルマ」の開発を手掛けるSkyDrive(スカイドライブ)と九州旅客鉄道(JR九州)の2社と包括連携協定を締結したと発表した。2028年をめどに別府を始めとした大分県内の観光地を中心に遊覧サービスや「エアタクシー」の運航開始を目指し、離発着場候補地の調査や収益性の検証、運営体制の構築などの検討を進めていく。
スカイドライブとJR九州は昨年7月に九州エリアにおける空飛ぶクルマ事業に関する連携協定を締結し、展開地域や今後のビジネスモデルの検討を進めてきた。今回大分県と協定を締結することで、具体化に向けて動き出すこととなる。
両社は大分県について、関西や四国地方との交流が盛んであることや豊富な観光資源を有していることから空飛ぶクルマを活用あいたビジネスへの高いポテンシャルがあると位置づけている。
具体的な運航イメージとしては2028年度頃をめどに別府湾での遊覧サービス、別府市内でのエアタクシー、別府と湯布院をつなぐエアタクシーの運航開始を目指す。 さらに2030年以降は、湯布院、九重、玖珠、奥日田エリアを結ぶ移動や、大分市内から別府や湯布院エリアへの移動、大分空港から別府市内や大分市内へのエアタクシーサービスの提供などを検討している。
この取り組みが実現すると別府~湯布院間の移動が、現在鉄道で60分、車で40分かかるところが約15分程度まで短縮するこができるとしている。
料金体系については、運航便数や利用状況にもよるが、将来的には既存タクシーと同程度の料金体系を実現を目指していきたい考えだ。
※画像=大分県が「空飛ぶクルマ」の活用でスカイドライブ、JR九州と提携(画像は運航イメージ)
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