ウイングトラベル
★ルフトハンザ、ITAエアウェイズの統合開始

3月末にコードシェア、ダイヤ調整など連携深化
ルフトハンザ・グループは、いよいよITAエアウェイズの統合を進めていく。夏ダイヤがスタートする3月30日には、100以上のコードシェア展開と欧州域内線の運航スケジュールの調整を図るほか、ITAエアウェイズがスカイチームを離脱する。なお、ITAエアウェイズのスターアライアンスへの加盟は2026年前半を計画している。
ルフトハンザ・グループによれば、コードシェアが完全に実施されると、ITAエアウェイズの旅客はルフトハンザ・グループの250以上の目的地にアクセスすることができるようになるとのこと。一方でその他のグループ航空会社の旅客は、シチリア、サルデーニャ、カラブリア、プーリアといったITAエアウェイズが運航しているイタリア国内便にも容易にアクセスすることができるようになるなど、サービスが拡充する。
ちなみに、コードシェア便は来る2月25日から、オンライン、ルフトハンザ・グループおよび ITAエアウェイズのアプリを含むすべてのグローバル販売チャネルを通じて予約することができるようになる。
またITAエアウェイズのドイツ国内の2つのハブ空港の利用ターミナルをそれぞれ移転するほか、同日からラウンジの相互利用もスタートする計画だ。
※画像=ルフトハンザ・グループへの統合が進むITAエアウェイズ(提供:ルフトハンザ)