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2023-24年のCO2増加量は14年間で過去最大
エルニーニョ、干ばつ、人為的要因などで排出拡大
温室効果ガスを観測する人工衛星(GOSATシリーズ)の開発・運用を進めている宇宙航空研究開発機構(JAXA)、環境研究所、そして環境省は2月6日、GOSATシリーズの1号機である「いぶき」(GOSAT)の観測より、2023年から2024年にかけて地球大気における年間のCO2濃度増加量が、観測を始めた2011年以降の14年間で過去最大の年3.5ppmになったことを明らかにした。
ちなみにこれまでの最高値は2016年に記録した年3.1ppmだった。さらに、過去14年間の増加量平均は年2.4ppmだったものの、その平均を大きく上回った。