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SkyDrive・JR九州・大分県、空クル実装で包括連携協定
2028年頃に別府市内、別府-湯布院間でエアタクシー
空飛ぶクルマ(eVTOL)の開発を進めているSkyDriveと九州旅客鉄道(JR九州)は2月6日、大分県との間で、同県における「空飛ぶクルマ」の活用による地域発展および地域課題の解決に向けた包括連携協定を締結したことを発表した。
まずは2028年頃に別府湾における遊覧サービスの展開のほか、別府市内でのエアタクシー、別府と湯布院をつなぐエアタクシーの運航開始を想定している。
その後、2030年以降には湯布院、九重、玖珠、奥日田エリアを結ぶ移動のほか、大分市内から別府や湯布院エリアへの移動、大分空港から別府市内や大分市内へのエアタクシーサービスの提供など、順次、運航エリアを拡大していくことを目指す計画だ。
ちなみに、湯布院-別府間は現在、自動車で約40分、電車で約60分要するところ、空飛ぶクルマならば約15分で移動することができる。
気になる運賃に関しては、運航便数や利用状況によるものの、将来的には既存のタクシーと同程度の料金で利用できる料金体系を目指す。