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2019.01.23

ウイングトラベル

コスタ、20年は22本の日本発着クルーズ展開

クルーズ初心者から家族まで多彩な世代に焦点

 コスタクルーズは1月22日、2020年に実施する日本発着クルーズのスケジュールを発表した。2020年は同社日本発着クルーズの定番商品となりつつある夏休み期間の日本海インターポーティングクルーズを始め、ゴールデンウィーク期間にはファミリー層をターゲットとした横浜発着のクルーズを実施する。さらに、5月下旬から6月にかけてはファーストタイマーをターゲットとした航海を実施。このほか、19年クルーズでは設定しなかったウラジオストック・韓国周遊クルーズや東北のお祭り鑑賞クルーズを再度実施する。
 このほか、同社クルーズ客のさらなるすそ野拡大を狙い、3泊程度の「超ショートクルーズ」を追加することも検討。このマーケティングを兼ねて今年秋に沖縄を周遊するクルーズを実施することを明らかにした。
 2020年のクルーズも現在日本発着を行っている客船「コスタ ネオロマンチカ」を使用して実施する。同客船のキャビン数は789室、乗客定員は1800人となっている。
 2020年クルーズの商品ラインアップとしては、ゴールデンウィークから6月にかけては首都圏市場をターゲットとした横浜発着の太平洋側クルーズを実施。7〜9月の夏休みシーズンについては、日本海側に配船し、短期間クルーズを中心に展開する。

 

 現役世代開拓へ「超ショートクルーズ」を提案
 19年秋に最短3泊4日の商品を試験的に販売

 

 3段階のプロモ展開や旅客層に応じた特典用意
 日本独自施策強化、今後5年で事業規模4倍に

 

※写真=2020年のクルーズ商品を発表するコスタクルーズの関係者。写真右からコスタクルーズアジアのマリオ・ザネッティ社長、来賓として出席した国土交通省の下司弘之港湾局長、コスタクルーズアジアのウェイン・ストークスCFO、浜岡聡一日本・韓国支社長