中国艦艇が連日太平洋へ、揚陸艦など確認

　統合幕僚監部は、中国海軍のドンディアオ級情報収集艦（艦番号798）が2月8日に沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋へ向かったほか、10・11日には合計7隻もの中国艦艇が太平洋へ向かったことを発表した。連日の中国艦艇による太平洋進出に、防衛省・自衛隊では警戒を強める。
　2月8日には海上自衛隊が14時ごろ、宮古島北東沖約90キロの海域を南方向へ進む中国艦艇を確認。その後、同艦艇が太平洋へ向けて航行したのを確認した。このとき、第5航空群（那覇）のP-3C哨戒機が警戒監視・情報収集活動を行った。