ロシア機が2日続けて北海道沖から京都沖まで飛行

　統合幕僚監部は、2月11・12日にロシア軍のIL-20情報収集機が日本領空周辺を飛行したことを発表した。
　11日には1機のIL-20が午後に大陸方面から北海道近くまで飛来し、日本海上空を南西方向へ飛行。日本列島に沿うように京都府経ヶ岬沖まで飛行すると、針路を北西方向へ変えて大陸方面へ飛行した。
　さらに12日午後にも同様に、1機が飛行して戻っていった。2日続けて同じようなコースを飛行した。
　ロシア機に対し、航空自衛隊では北部航空方面隊などの戦闘機を緊急発進させて対応した。

※写真・図＝11日に日本海を飛行したロシアのIL-20情報収集機（提供：統合幕僚監部）