WING
ATR、2025年上期もサプライチェーンの緊張続く

納入数は「安定」見込む、24年は35機納入
ATRは2月12日(仏トゥールーズ現地時間)、2025年の納入見通しについて、「少なくとも上期はサプライチェーンの緊張が継続する」との見方を示しつつ、押しなべてみると「2025年も安定した年になるだろう」と予想した。
納入機数は2023年と「ほぼ同水準」だったとのことで、2024年中に35機を顧客に引き渡すことに成功。さらに1機の納入準備を整えるなど、2024年の年初に示した目標を達成したことを明かした。
ATRは2024年に56機の受注を獲得。これは2023年に比べて40%の増加しており、ターボプロップ市場が、回復・成長軌道へと向かっていることが浮き彫りとなってきた。
※写真=徐々に回復しつつあるもののサプライチェーン問題は25年上期も続く見通しだ(提供:ATR)
お試し価格で全文公開中