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2025.02.14

WING

米合成燃料のTwelve社、8300万ドルの追加調達完了

 モーゼスレイクにプラント、年内に世界初のe-Safフライト
 

 

 商船三井グループの100%子会社で脱炭素技術への投資を目的とするMOL Switch(エム・オー・エル・スウィッチ)は、同社が出資している米カリフォルニア州を拠点に合成燃料(e-fuel)の製造技術を開発しているTwelve Benefit Corporation(Twelve社)が、今年2月に8300万ドルの資金調達を完了したことを発表した。MOL Switchは昨年7月、Twelve社に出資した。
 Twelve社は昨年秋に6億4500百万ドルの資金調達しており、追加の資金調達に成功したかたちだ。今回の追加資金調達完了に合わせ、三井物産、日本政策投資銀行、アドバンテッジパートナーズ、TGVP(Toppan Global Venture Partners, Inc.)などもTwelve社に対する出資に参画した。

 

※写真=ワシントン州モーゼスレイクに建設中の合成燃料プラント。年内にも世界初のe-SAFフライトが実現へ(提供:Twelve社)

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